12時の鐘が鳴る頃に…

何より、原口くんと踊ることが楽しいのです。

これを本人に言うのは恥ずかしすぎるので言いませんが。

私の内に止めて置きます。


「練習、再開しますよ」

「はい!」


レッスン室の中に音が溢れ、私は原口くんの手を取った…

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