12時の鐘が鳴る頃に…

ダンスパーティーと言うぐらいなので、会場に入った瞬間から音楽が耳につく。

オーケストラの生演奏。


私は恐る恐る中の方へと進んでいく。

ダンスをするために開かれた中央部。

そこを囲むように立食のための食事が並べられている。


そして、何故か周りの人が私を見ている。

グサグサと刺さる視線が痛い。

一人で居るのには、到底耐えられない。

< 140 / 166 >

この作品をシェア

pagetop