三つ子の最強伝説



「えーと、私が窓側の1番前の席…、だと…。」


あいつ、絶対わざとだ。


あとでしめる。



「命は廊下側の1番前の席。」


「……チッ。」


怒ってんなー、命。


「雅は1番前の真ん中。教卓の目の前。」


プッ、目ぇつけられてやんの。


できるだけ小さい声で喋っていたし、周りに人も居ないから普通に喋ってみた。

ひさびさに素がだせたな。


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