fairy tail
「あ、あの・・・一緒に踊りませんか?」
「え!?ここで?いや、俺踊ったことなんて一度もないし・・・。
踊るんだったらさっきの公園に戻るか?」
「い、いえ。目立つの嫌いだから(アリア王女とバレたら大変だし。)」「あぁ、俺も目立つの苦手(アレクサンダー王とバレたくないし)」
「え!?目立つの苦手なんですか?目立つの好きそうなのに・・・」
「時と場合による・・。」
私は、彼の左手を持って自分の右手をあてる。
そして左手を彼の二の腕辺りに置いた。
「ゼフェルの右手を私の腰に置いて。」
「お、おお」
涼しい爽やかな風が丘の上を吹き抜け、私達を掠めながら過ぎていく。
私は、マラゲーニャの歌を口ずさみながら、ゼフェルと踊った。
生い茂る草がサラサラと足のリズムに併せて奏でる。
私はふっと目を開けると目の前の彼の胸元に視線が行った。
彼の胸に頬を寄せたくなる衝動を抑え、鎖骨の辺りを見ると
何かが光ったのに気づいた。
「このネックレスは?」
「これは、母の形見だ。」
「え!?ここで?いや、俺踊ったことなんて一度もないし・・・。
踊るんだったらさっきの公園に戻るか?」
「い、いえ。目立つの嫌いだから(アリア王女とバレたら大変だし。)」「あぁ、俺も目立つの苦手(アレクサンダー王とバレたくないし)」
「え!?目立つの苦手なんですか?目立つの好きそうなのに・・・」
「時と場合による・・。」
私は、彼の左手を持って自分の右手をあてる。
そして左手を彼の二の腕辺りに置いた。
「ゼフェルの右手を私の腰に置いて。」
「お、おお」
涼しい爽やかな風が丘の上を吹き抜け、私達を掠めながら過ぎていく。
私は、マラゲーニャの歌を口ずさみながら、ゼフェルと踊った。
生い茂る草がサラサラと足のリズムに併せて奏でる。
私はふっと目を開けると目の前の彼の胸元に視線が行った。
彼の胸に頬を寄せたくなる衝動を抑え、鎖骨の辺りを見ると
何かが光ったのに気づいた。
「このネックレスは?」
「これは、母の形見だ。」