fairy tail
バタンとシャーゼの家の扉を勢い良く開けた。
当のシャーゼはベッドの上で仰向けに寝ていた。

「おいっ!サラはどこだ!?」俺が怒鳴って聞くと、
シャーゼは寝ぼけながら俺を見た。
「おいっ、答えろよ」

シャーゼは起きあがると冷たく言い放った。
「あれ以来、来てないですよ・・・。」

シャーゼがサラを押し倒し、犯そうとしたのを俺が止め、
脅した時以来、サラはこの家を訪れてない。

俺はそうかと言って赤いマントを翻し、この家を出ようとした時だった。
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