君たちを救うから。

「はぁーあ……だるー」

「まあまあ、そう言わずに……」


体育館倉庫に着いて早速掃除しています。
私はホコリもない所を箒ではき、佐月は必死にモップがけをしています。


奴は無類の綺麗好き、掃除好きなのでみるみるうちに綺麗になっていきます。

佐月は将来、ドーナツも作ってる掃除会社に勤めればいいよ。
きっと、アンタならやってける。


「よし、終わった!!」

「はやっ!?綺麗!?∑」


奴の綺麗好きは日に日に精度を増しているようです。
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