おいでよ、嘘つきさん。
大きな絵画展が開かれました。
ミモザとストットは、二人仲良く見に行きます。

有名な画家や将来が期待される画家達の絵画が並んでいます。

ストットは「すごいね」と、絵画の迫力に驚いています。
そんな、ストットを見てミモザも笑顔になります。
「うん!本当にすごい。感動しちゃうね」
ミモザとストットは、ゆっくり一つ一つを観ていきます。

色鮮やかな絵、驚くほど大きな絵、複雑な絵、どれもこれも素晴らしい絵です。

そんな中に、素朴な絵が一つ飾られていました。

ストットは「良い絵だ。今までの中で1番良いよ」と観つめます。
ミモザは「うん」と満面の笑みを浮かべています。

全ての絵を見終わり、ミモザとストットは帰っていきます。
ストットはミモザに聞きました。
「来週だね。ミモザが居なくなるの寂しいな。そろそろ、美容師の試験もあるし落ち込むよ」

ミモザは笑顔で答えました。
「また、会えるよ!私は、絵の勉強を頑張るよ。手紙も書き合おうね!お互い、乗り越えていこう!」

二人は、手を繋いで帰っていきました。


絵画展の派手な絵の中に、一際目立つ素朴な絵。

鉛筆のみで描かれた、その絵は後に大変な価値をつけるのです。

題名は『ネリネ 〜二人で一つ〜 』



ローズブーケ
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