狼系不良彼氏とドキドキ恋愛【完】
「お前、俺の名前知ってる?」
「知ってるよ……――。狼谷……星哉く……ん」
「正解」
狼谷君はわずかに表情を緩めると、体をほんの少しひねってあたしの頭を撫でた。
「……――っ」
その途端、キュンっと胸が高鳴ってドキドキが止まらなくなる。
いつも無口でクールで怖くて、人を寄せ付けない黒いオーラを放っている狼谷君。
そんな狼谷君に頭を撫でられるなんて……――!!
これが夢なら……絶対に覚めないで……。