狼系不良彼氏とドキドキ恋愛【完】
付き合えたのは嬉しいけど、なんだか少しだけ不安になる。
これから先付き合っていくうちにあたしのバカさ加減に呆れて、嫌になってしまうんじゃないかって。
ミスばっかりして、星哉に迷惑ばかりかけちゃったり……。
あ~!!もう!!
考え出すと、その不安はどんどん募っていく。
「今度はなんだよ」
「へ?」
「笑ってたと思ったら今度は困った顔してるし。お前、百面相かよ」
「だって……このままじゃ、星哉に嫌われちゃうと思って……」
「ハァ?」
「あたし、自分でも情けなくなるくらいドジだしバカだし……。みんなにもいつもドジだって笑われるし」
って、こんなネガティブなことばっかり言うのも微妙だよね……――。
「あっ、だけどね……――」
何とか弁解しようとした瞬間、あたしの肩を掴む星哉の手に力がこもった。