狼系不良彼氏とドキドキ恋愛【完】

「じゃあ、もう少しだけ……ここにいてくれる?」


「そんなんでいいのか?」


「うん……。少しでも長く……星哉と一緒にいたいんだ」


「分かった」


風邪を口実にそんなわがままを言ってみる。


だけど、星哉はあたしのお願いをすんなりと受け入れてくれて。


あたしは嬉しくて緩む表情を隠す様に布団で口元を隠した。
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