チャラくてキケン!! それでもヤンキー彼氏が好きなんです
「さーて、行くか……って、お前っ!!さっさと支度しろよ」


あたしを指差した嵐は、今さらのようにそんなことを言う。


「準備できてるよ~。あたしは嵐を待ってただけ」


「ちょっと待て!!まさかその格好で行く気じゃ……」


嵐がサーッと顔を青くした。








「なにか?」


真っ直ぐにおろした重たい前髪。


黒縁メガネに、ノーメイク。


無地のグレーのTシャツに黒のワイドパンツ。


「『なにか?』じゃねー!!なんかおかしいって自分で思わない?」


「別に……」


あたしの返事を聞いて、嵐はガクッとなってる。

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