チャラくてキケン!! それでもヤンキー彼氏が好きなんです
虎ちゃんがあたしの手を握ろうとしていた。


「ちょっと!!」


小さな声で注意して、大慌てで手を引っ込める。


「あんだよ~…握らせろ」


ニッコリ笑って言ってくる虎ちゃんに、あたしはまた真っ赤になりそうだった。


だけど暗いからバレてないはずだけど。






「ダメです!!」


「だぁから、なんで敬語なんだよ。疎外感感じるわ、普通に話せよな」


虎ちゃんはあたしの手を握るのを諦めたのか、腕組みしている。


……ホッ。


それにしても、油断ならないんだから。


映画に集中できやしない…。

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