チャラくてキケン!! それでもヤンキー彼氏が好きなんです
「もしかして、小田くんの妹!?全然似てないのね」


…へっ!?


妹…?


幸か不幸か、大塚さんの勘違いに感謝!


しかも、あたしだってわかってない!






「わかった、妹さんの忘れ物を届けに?あなた1年よね?今は授業中よ。早く戻らないと、先生に見つかるわよ」


お姉さんぶった感じでクスッと笑う大塚さん。


こんな風に優しく話しかけてもらったことなんて、学校では一度もない。


「小田くん、全然メールの返事くれないね…あたし、もしかして嫌われてる?」


…うわぁ、ストレートに聞くんだ!?


聞いてるあたしが、ドキドキしちゃう!


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