チャラくてキケン!! それでもヤンキー彼氏が好きなんです
「あー……最近、忙しくて。つか、メールとか超苦手。ほとんど返事ないと思ってて」


虎ちゃんのことだから、バッサリ切るのかと思ったら、意外にもそうじゃなかった。


それに、連絡先消したって言ってたよね。


意外すぎるその返事に、面食らってると。


「そーなんだぁ…。忙しいんだ…」


寂しそうに笑う大塚さんは、遠まわしに断られたことを察したのかどうか、視線を床に落とした。





「それでも…また、連絡してもいいかな」


気弱そうな顔で、大塚さんが虎ちゃんに聞いている。


「んー、多分返事しないよ?」


虎ちゃんは薄く笑うと、軽く床を蹴る。





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