チャラくてキケン!! それでもヤンキー彼氏が好きなんです
さっきまでタンバリンに必死であんまり歌を聞いてなかったけど、虎ちゃんって実は歌がウマいのかも。


バラードになると、よくわかる。



何気に甘い声と、絡まる視線。



ドキドキする……。







間奏で、虎ちゃんがあたしを手招きする。


「なに?」


「雰囲気出ね~から、コッチこいよ」


えっ!?


グイと肩を引き寄せられ、虎ちゃんは歌い続ける。


「気持ち悪いっ、寄るなよーっ!!」


あたしは大慌てで、虎ちゃんの肩を押す。



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