※公開終了間近! イロモノなアタシ
そこには、ヨネマミが居たからだ。


うう、一番会いたくないのに。


「シホちゃん! ちょっと、ヤダぁ」


ヤダはこっちだよ、ああ。


「今日来るって聞いてなかったぁー」
「ごめんねーヨネちゃん、ピンチヒッターでさ」
「イジっちゃうぞー、本番中」


それだけは止めて、お願いします。


「じゃ、本番入りまーす! 」


その声で皆がひな壇に着席し、収録が始まる。


「今夜もぉー! レッツランキングゥーっ! 」


拍手のサインがADさんから出され、素直に拍手。


米山は、あたしの方をチラチラと見ては、いつイジってやろうかと考えているようだ。


勘弁してー、ダメだって。


就職が遠のくし、あたしの未来が……。


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