※公開終了間近! イロモノなアタシ
ミッシェルに到着すると、フロントに事情を話して部屋へ通してもらう。
チャイムを押して出て来たレイ君の顔色は青ざめていて、おまけに涙で濡れていた。
「すみません、こんな事に」
「レイ君、今すぐここから出てちょうだい。それから、もう二丁目には顔を出さないで。浩ちゃんには私が話しておくから」
ママの言葉は、ムチの様に厳しくレイ君を打つ。
二丁目への出入り禁止、これは絶対的な処分だ。
レイ君が出て行くと、ベッドでタオルを右手首に巻いたクミさんに近づく。
「止血はしてあるみたいね、病院に行きましょ」
「イヤ、死にたい、死にたいの! 」
激しく転げ回る彼女を、ママは取り押さえる。
「死にたい? 昔のあなたみたいね、それじゃ」
「ママ? 」
「全部手術して生まれ変わったんじゃないの? 大枚はたいて。美しくなって」
何度も修羅場をくぐって来た者にしか出せない恐ろしい言葉で告げると、彼女の体を抱き起こす。
チャイムを押して出て来たレイ君の顔色は青ざめていて、おまけに涙で濡れていた。
「すみません、こんな事に」
「レイ君、今すぐここから出てちょうだい。それから、もう二丁目には顔を出さないで。浩ちゃんには私が話しておくから」
ママの言葉は、ムチの様に厳しくレイ君を打つ。
二丁目への出入り禁止、これは絶対的な処分だ。
レイ君が出て行くと、ベッドでタオルを右手首に巻いたクミさんに近づく。
「止血はしてあるみたいね、病院に行きましょ」
「イヤ、死にたい、死にたいの! 」
激しく転げ回る彼女を、ママは取り押さえる。
「死にたい? 昔のあなたみたいね、それじゃ」
「ママ? 」
「全部手術して生まれ変わったんじゃないの? 大枚はたいて。美しくなって」
何度も修羅場をくぐって来た者にしか出せない恐ろしい言葉で告げると、彼女の体を抱き起こす。