※公開終了間近! イロモノなアタシ
えーと、6年ぶりに会えた彼と2カ月前に駆け落ちしようとしたあの時の顔はどこに消えたのかな。
立ち直りが早いのは嬉しいんですけれど、何かがおかしい。
「志穂、帰りに送るからその時にしよう」
「うん」
変な顔をしてごめん、敬介。
プレゼントがうんぬんじゃなくて、この状況が、あたしの顔をおかしくさせるの余計に。
カフェでいつも通りにメニューにあるスィーツのほとんどを食べ尽くし、皆で席を立って向かったのは、渋谷にあるカラオケ屋だった。
「デカい部屋借りたし、ここに皆呼ぶから」
「芸人さん一杯なんだー、楽しそうー」
「でしょ? 俺人望あるからさ」
「すごーい、真島さーん」
デレデレの真島さんはさて置き、敬介はあたしの横に座り、携帯を確認し始める。
「誰からの電話? 」
「番組で一緒になったグラビアの子、何回も電話くれるんだ」
「へぇ、大変だね」
グラビアちゃんまで狙ってるのか、まあ、イケメンだもんムリは無いよ。
立ち直りが早いのは嬉しいんですけれど、何かがおかしい。
「志穂、帰りに送るからその時にしよう」
「うん」
変な顔をしてごめん、敬介。
プレゼントがうんぬんじゃなくて、この状況が、あたしの顔をおかしくさせるの余計に。
カフェでいつも通りにメニューにあるスィーツのほとんどを食べ尽くし、皆で席を立って向かったのは、渋谷にあるカラオケ屋だった。
「デカい部屋借りたし、ここに皆呼ぶから」
「芸人さん一杯なんだー、楽しそうー」
「でしょ? 俺人望あるからさ」
「すごーい、真島さーん」
デレデレの真島さんはさて置き、敬介はあたしの横に座り、携帯を確認し始める。
「誰からの電話? 」
「番組で一緒になったグラビアの子、何回も電話くれるんだ」
「へぇ、大変だね」
グラビアちゃんまで狙ってるのか、まあ、イケメンだもんムリは無いよ。