※公開終了間近! イロモノなアタシ
そう言って部屋から鳴瀬さんが出て行くと、真島さんが急にパチッと目を開ける。


「んあ……綾女ちゃーん」


ガバっと起き上がり、あたしの体めがけてダイブして来た。


「ちょ、真島さん、止めて下さい」
「いいじゃーん、ね、Hしよーよ」


冗談じゃない、綾女とカン違いされ大事な21年間寝かせ続けて熟成させ過ぎたバージンまで奪われるなんて。


のしかかって来た体は重く、どかそうにハネのけられずにあっと言う間に唇が重なって来た。


「好きだよぉー」
「イヤー! 」


こうして21年間守り通して来たファーストキスを奪われ、服をたくしあげられてしまう。


「胸大きいねえー」
「イヤぁぁー! 」


まずい、ヤられちゃうよ! 助けて!
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