オンライン中毒
「綾、ゴメンネ。お母さん、ちょっと体調が悪いから、お部屋で食べるね! お風呂から上がったら食べなさい!」


お風呂場にいる娘に大声で話しかけ、チャーシュー麺を自分の部屋に運んだ。私には元気しか頼れる人がいない。


部屋に入ると、すぐにパソコンを立ち上げた。


――早く会いたい。


同時に旦那に内緒で部屋に隠している焼酎のボトルと、グラスも取り出した。


この部屋だけが、一息つける場所なのかも知れない。ここにいると、やっと私が世の中で一番なんだと感じられる。
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