オンライン中毒
 店内をゆったりと歩いていると目に付いたのはお刺身だった。


――そうだ。お寿司はどうだろう? 御飯も炊かなくていいし、高級だものね。


あとは伊勢海老のお味噌汁なんかで良いかしらね? これなら準備が早く出来るわぁ。決まりね!


伊勢海老とお寿司のパックを籠に入れた。


あとからこの代金は旦那から貰えばいいわ。息子なら、強欲な母の尻を持つのは仕方がないことよね。


私はごめんだけど。


……こんなもんかしらね?


レジに並ぶことにした。
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