最後の血肉晩餐
「あっ! ごめ~ん! 財布を車に忘れたみたいだ! 取って来るね!」


「わかりましたぁ~待ってますね! 沢山焼いておきます!」


急いでお店を出て、駐車場に戻った。


「ふざけんな! 時間の無駄だ。帰ろう」


車を勢いよく走らせ、家路を急いだ。運転の最中にメールが入ってくる。


――いつ戻ってくるんですか?


俺は返答してやった。


――ごめんちょっと、目の調子がおかしくなっちゃって……目の前の人が、豚にしか見えなくなってしまったんだ。


――はっ? ちょっと、ちょっと? どういうこと!?
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