私は最強ビンボー女!
普通の勉強でさえ嫌いなのに。

なんで人を殺すための勉強なんてしなくちゃならないの・・・



ため息がこぼれた。





「帰宅するとは言っても、逃げられぬぞ。監視をつける。」


「ふぅん。」



ま、監視くらいつけるのが普通でしょ。



「葉月をつける。」


「え、葉月?スーツ男じゃなくて?」


「あやつらは男だろう?風呂やトイレには付いて行けまい。」


「お風呂とかトイレにも付いてくんの!?」


「当然よの。」


「私のプライバシーは・・・・・・」


「青菜のプライバシー?そこらのゴミ箱に捨てておいた。」


「いつの間に!?っつーか捨てんな!!!」



なんてババァだ!

私のプライバシーちゃんを捨てるとは!!





「・・・・・・まぁ、とにかく、そういうことよのぅ。ほら、さっさと出て行け。」


「今から帰宅しろと?」


「そうじゃ。」





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