私は最強ビンボー女!
え!?葉月には分かったの!?


「はい。日岡様、わざわざありがとうございます。

青、行くよ。」


「え、ちょ、学校は!?」


「サボるに決まってるだろ。」


決まってるんだ!


ていうか!

「イマイチ話の筋がよく分からないんですが。」


葉月と日岡さんは、呆れたように私を見た。


うわ。

ムカつく。


葉月がため息をつきつつ、言葉を発した。

「夏実の暗殺が、今夜決行だってこと。」


「ああ!そういうこと!」


って、えぇぇ!?


「ほ、本気!?本当!?」


「うるさい。とにかく、朝霧家に行くよ。」


「じゃ、車あるから、乗って♪」

「日岡様、ありがとうございます。」

「いえいえ。」



―――私がショックを受けている間に、

2人の間で会話がなされ。


気がついたら、私は黒塗りの高級車の助手席に座っていた。



って、えええええええええ!!!??




< 441 / 836 >

この作品をシェア

pagetop