私は最強ビンボー女!
な、なんで・・・・・・



「日岡さん!?」






なぜか、日岡さんが・・・窓から顔を覗かせていた。



黒いスーツに、黒い革靴。

そして・・・おなじみのニセモノの笑顔。




日岡さんは、おいでおいでをした。


勿論、私と葉月に向かって。



葉月は小さく頷くと、何のためらいも無く、窓から外へ出た。


私は少しためらったけど。

それでも、葉月の後に続いた。



日岡さんは怖いからね!





日岡さんは、私と葉月を見て、綺麗な笑顔を見せた。


勿論、ニセモノだけども。



「今夜、決行するから・・・準備に行くよ。」



へ。


何を決行するの・・・?

とか思っていれば。


葉月がコクリと頷いていた。





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