私は最強ビンボー女!
私は、葉月の言葉が終わるや否や、ガバッと葉月に抱きついた。



「葉月!友達になるに決まってるじゃん!

私は前から、友達になりたいって言ってたよ!」



嬉しくて、嬉しくて、胸がぽかぽかする。


やっと、やっと、葉月と、友達になれる!!!




葉月を離すと、葉月の頬は未だに少し赤かった。



「青菜、ありがとう。」


そう言って、葉月は笑った。




陽だまりみたいな、笑顔だった。

こっちまでぽかぽか温かくなるような。



「・・・・・・・でも。」


葉月は、すぐに真剣な表情になると、言った。




「暗殺グループが解散してからだからね。

解散させなきゃ、許さない。」



言った後、葉月はふっと微笑む。


「ま、解散させられないわけ、ないだろうけど。」



私も不敵に笑った。


「勿論!絶対解散させてやるよ。」



葉月は、私の答えに満足そうに頷くと、そっと口を開いた。




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