私は最強ビンボー女!
・・・なんか、健一さんのテンションが妙に高かった気が・・・・・・。

気のせい?気のせいだよね?


・・・まーいっか。

別に大したことじゃないでしょ。




うんうんと頷き、周りを見渡す。


「うはぁ。我ながら今日も頑張ったなー。」




―――杞憂さんからお仕置きを下された日から、今日で5日がたった。


私は生活のため、毎夜"狩人"として狩りまくってる。



今日も見て!!!

足元にはギャル男チャラ男不良野郎・・・等々、結構な人が倒れてるよ!



ふふん。さすがは最強青菜様、ってとこだね!

ニヤニヤしてると・・・・・・ポンッて肩に手が置かれた感覚が。



・・・真夜中。独りぼっち。人気のない路地裏。無言で肩に置かれた手。


頭の中では妙にリアルな黒髪の女の人の幽霊が・・・・・・。




「ひっ・・・あああああああああ!!???」




――ゴッ!!!!!!


恐怖のため、無意識に背後の何者かに頭突き。

・・・いい音がしました。



「・・・・・・ってぇー!!!」

と、何やらどこかで聞いたことのある声が。





< 718 / 836 >

この作品をシェア

pagetop