私は最強ビンボー女!
「ね、それよりもさ・・・」

「ん?」


「当たってた?」

翼は、孤独を感じてるの?



「さぁ・・な。当たってるんじゃねぇの?」


微妙な返事ー・・・




でも、たぶん当たってる。

翼の瞳の翳りは、随分はっきりしてるから。




「・・・翼は、独りじゃないよ。っつーか・・・」


私はにっと翼に笑いかけた。




「独りじゃないって、私が気づかせてあげるから!」





翼の瞳の翳り・・・

消してあげるから!



私は、翼の瞳の翳りに、戦いを申し込んだんだ。






・・・もちろん、私が圧勝する予定♪


< 72 / 836 >

この作品をシェア

pagetop