潜入!婚活パーティー☆①
『ここのお寺の檀家なの?』


『あ、ハイ、あっちにお婆ちゃんのお墓が…』


ハナちゃんが自分で受け答えしてます!
わぁ~、いい感じ。


『そうなんだ。オレんちの墓はね、アレ』


と、彼が自慢げに指差したのは。


一般的な墓地の五つ分くらいでしょうか。とにかく広い一画に、墓石が三基ならび、先祖代々の名前が刻まれた石碑。塔婆の数が…。

『ウチは代々ね…、』

なんだかお家柄の自慢話が始まりました。

由緒正しい家柄? なのかしら。
親戚多そう。


あら、親戚付き合いメンドクサイ…(*_*;



でも鋼のメンタルを持つ女、ハナちゃんなら上手く荒波を乗り越える… かな。



『アレ…ですかぁ~』

ハナちゃんもお墓の規模に驚いています。

『お盆とか、めんどくさいですね』


!Σ( ̄□ ̄;)言っちゃった。


ウキタも同じこと思ったけど。


さっきまで目がキラキラしてたハナちゃん、通常モードに戻りました。


だってね、自慢げに墓を指差してね。
まるで高級車に乗ってるのを自慢する野暮な男みたいなんです。

お盆や正月でもなくても、めんどくさい感じで…。
う~ん、パス!





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