潜入!婚活パーティー☆①
自称綾瀬はるか、早くもウキタに目配せしてます。

つけまつ毛がバッサバッサと音を立てそうな程のまばたき。
ハイハイ、仕事ですね。


『板前さんてどんなお店なんですか?』

ウキタの質問に、答えてくださった店は、よく知る鰻屋さんの名前でした。


『いつか自分の店を持つことに憧れはありますけど、今はそこの店が好きなんで独立は考えてないですね』


素敵~。なんだか素敵~。
隣でネネが小さく言うのを聞き流し、ウキタはなんとかハナちゃんに会話に加わるよう続けます。


『ハナちゃん、料理ができる男性が好きなんだよね』


『仕事じゃなくても作りますか?』

板前さん、苦笑い。

『仕事から離れるとあんまりやらないですね』


現在、独り暮らし。
コンビニで済ませちゃうこともあるそうです。


『ハナさんは家で作りますか?』


『いえ、全く』

もう! ハナちゃんたら!!

ハナちゃん、実家暮らしです。
毎日叔母さんがご飯を作ってくれるから、家ではぐうたらです。


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