【完】隣の家のオオカミさん
そう思い込んでればそのうち本当になんとも思わなくなるよね。
……そっか。いつか、わたし、大上くんのこともう好きじゃなくなるんだ。
なんか、想像できないかも。未来の自分。
つきあってる時はそんなことありえないって思ってたけど。
ずっと好きでいる自信あったけど。
過去の恋……。
「あの、日向子ちゃん」
「はい……っ!?」
びっくりした。ホントにびっくりしたっ!
足音ひとつ聞こえなかったよ?
いきなり鏡に映った美里ちゃんをおばけ扱いしてしまった。
ご、ごめんね…
「ちょっと、お話しない?」