【完】隣の家のオオカミさん
千絵が不思議そうにわたし達を交互に見た。
「いや、知り合いではないけど……日向子ちゃんと千絵って友達だったのかよ」
「そうだけど?」
「じゃあ俺とも友達になろ!」
千絵の方に顔を向けていたお兄さんがいきなりこちらに振り返った。
「日向子、彼氏いるかんね?」
千絵がどうでもいい情報をお兄さんに提供した。
彼氏いるなんて別に言わなくたって良くないですか!?
なんか恥ずかしいんだけど!
「あー、やっぱいるよな。こんな可愛いんだからいて当然だよな」