そして 君は 恋に落ちた。




―――少しくらい困ればいい。




「ちょっ…松田君!これ」


「昨日の分です」


「何言ってるの!私が誘ったんだから」


「普通こうゆうのは男が出すもんです」


「いや、私の…」




なんだ、このやりとり。


俺の足に着いてきたからか、先輩は半ば息切れ気味。
でも足を緩めない俺は、思ったよりムカついてるのかもしれない。











そして、昼休憩。


少し時間が余った俺は休憩室に向かった。
すると、いつもの様に違う部署の女の子達もゾロゾロついてくる。


正直、鬱陶しい。



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