そして 君は 恋に落ちた。






時計を見ると始業時間も迫り、小さく溜息吐くと空の缶をゴミ箱に投げ入れた。

すると、缶はガコッと盛大な音を立てゴミ箱に入った。


それを見て、また無意識に溜息。


……………帰りたい。











―――どんどん。


どんどん、胸の中心にあった黒い点が広がって。

水に黒水が滲むように、ジワジワとその範囲を広げていた。





俺自身、全く気づかぬうちに………












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