止まない雨はない
浩介…もしかしてお前たち…」

「ああ。この前な。両方の親とかはこれから話すが、

たぶん両方の親もそうなると思ってるだろう。

 俺もかおりの家に泊まりに行ったりしてるし、かおりもお袋にかわいがられてるし…

 ましてや、ゆうなんてこいつにべったりだしな…」



「浩介…あのだな…それで今彼女はどうしてるんだ?」


「ああ、ゆうは…そんな状況なら間違いなく布団にくるまってるな。

 あいついつも何かやな事とかあったらそうするんだ。

 でも、あいつも恭哉が他の女といるのを見てそうなるってことは・・・・


 まあ、いいや。

 恭哉、ゆうを泣かすなよ。絶対だ。いいな。」


「ああ。」


浩介の事だ、俺のこの言葉のなかに含まれる俺の気持ちを悟ってくれただろう。

「今から俺の家に行くぞ。

回りくどい言い方はするな。

 あいつの恋愛は中学生で止まっている。

 大人と思って分かるだろうって考えは捨てろ。すべてに対してだ。

 それから、嘘をつくな いいな。」


「分かった」


浩介の一言でまたすべてが回りだす…

俺たちは身支度を整えると、浩介の車に乗って家に向かった。





恭哉side…end
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