止まない雨はない
目覚めると、目の前には恭哉さんの大きな胸板が見えた。、

恥ずかしくて・・・体を180度回転しようとしたけど、

恭哉さんに抱きしめられ、阻止された。


「ゆり・・・俺の方向いてて・・・
 可愛い、ゆりの初めての朝の顔を見たい・・・」


恭哉さんの甘い甘いセリフに私は顔を上げられない・・・


「ゆり。かわいい。
 痛かっただろ?ごめんな。
 もっと優しくしてやりたかったのに・・・ごめん。
 ずっと我慢してたし、欲しかったものが目の前にあったから、
 ガッツいた・・・

 ごめんな。」


恭哉さんはあんなにやさしくしてくれたのに・・・謝らないでほしい。


『やさしかったです。
 うれしかった・・・怖くなかったです…
 これで、本当の・・・本当の彼女になれました』


「ゆり・・・彼女でいられるのもあと少しだけどな・・・
 もうすぐ、俺の奥さんだろ・・・」




恭哉さんは本当に甘くて・・・お砂糖より甘いのかもしれません。
私の心に雨を降らさないように・・・



私の心は今は晴れています






end
< 197 / 197 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:158

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

愛しき人

総文字数/81,020

恋愛(純愛)149ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
 いつもそばにいて!!     毎日、その腕の中で眠りたいの。  だけど、そんなんことはできないことなの??  わたしはいったい・・・・・   -----誰のものになるの------   ただ、好きな人とずっとそばにいたい・・ お願い。離れていかないで・・・・ 本当の私を知っても嫌いにならないで・・・ タイトル変更をしました。 続編も完結です。 よかったら、続きもお読みいただければ、幸いです。 2012.3.16
私のナイトはやくざ

総文字数/53,348

恋愛(その他)152ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
私を助けてくれた人は 会社社長をしていて・・・ もうひとつの顔を持っている人だった。 それを知っても もう離れられない。 私は・・・愛してしまったから。 会社社長?のイケメン × ほんとの男を知らないOL 波乱万丈の恋物語 2012.7.15 start
愛しき・愛しき人[誤字修正]

総文字数/29,854

恋愛(純愛)77ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
私が気になる人は・・・ 毒舌・俺様で・・・ 課内でもかなり怖いとされている人・・・ なんで、気になるんだろう?? 「おい・・・仕事しろ。  給料泥棒になりたいのか!!」 「そんな・・・ことは。やってます。」 「反抗か・・・いい度胸だな・・・」 「ひぃぇー・・・」 そんなラブストーリー・・・

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop