その羽で、
さすがの羽須美も初対面相手にキレかかり口調も荒くなっている。


いや、その選択は正しいぞ。羽須美!
むしろユウの方が悪いから!



「れっつらマシンガン毒舌攻げ……」


「こいつ絶対医者じゃねえーよっ!」



この後しばらく羽須美とユウの攻防戦が続いたのだった………






「なあおい、羽須美どこ行ったか知らねぇか?」


「さあー?珍しいっすよね。羽須美さんが休憩時間終わっても帰ってこないなんて………」


「黙々と真面目に働いてくれる、珍しくいい若者なんだけどなあ……」


「なにがあったんでしょうねえ…?」



こんな会話が繰り広げられていることを、当の本人羽須美は知らない。



「ウジウジうじうじしやがってソレでもあんたは男なのかよええ?見かけの割りに女々しいってか、ッハ。つーかそもそもあんた股下についてるもんついてんのかよ。ったくどーせついててもとびきり小せえモツなんだろうよこのスットコドッコイ。いっぺんそのモツ引っこ抜いてやろうかアーン?ばっさり鋏でちょんぎって公開処刑ならぬ公開プレイでたっぷりいじくってや………「えげつねえなオイ!」



(若干)下トークに付き合わされる羽須美が不憫でならない。

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