マーブル色の太陽
「看護師ってのはシフトで動いているから、早退や欠勤ってのはよっぽどじゃないとしないんだけどね。よっぽどひどかったんでしょう。顔が土気色してたから帰ったわ」
「そうなんですか……」
「大丈夫よ、明日は来るわ。退院なんでしょ?」
「はあ……それはいいんですけど……」
「何? 何? どうしたの?」
あかねさんの代わりに来た、年増の看護師は身を乗り出してきた。
きっと人の噂話などが好きなんだろう。
僕はこれ以上詮索されても鬱陶しいと思い、さっさと話を切り上げようと思った、その時だった。