総長からの「愛してる」



そんな日々に終止符が打たれたのは、突然のこと。




3月になったばかりの初春。



まだ肌寒くて、でも春の香りがするようになってきた頃……




いつも悲劇は突然に襲いかかるんだ。





『体調平気か?』


「ちょっと微熱があるけど、多分大丈夫だよ。」



その頃、体調を崩していた私。



一緒の家にいるから、來叶は毎日一日中一緒にいてくれて……




私の体調はなかなか治らず、來叶が鳳凰にもろくに行かないから、



「行ってきて」って私が言って……來叶はしぶしぶ倉庫に行った日。




『今から帰る』



そう言ってわざわざ電話してくれたのは、きっと私が寂しくないようにしてくれたんだと思う。


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