十六夜~躊躇う~
一葉がそう言った時

ドン!


誰かが一葉に勢いよく抱きついた。


?「ひーとはっ!!遅くなってごめんね!

 でも、楽しそうにしてたから!良かった~♪」


彼女に抱きついた少年はうれしそうな顔をして話しかけた


一『そうですか?自分では

 楽しんでいるつもり無いんですが…。

  それと、壱夜(いちや)抱きつかないで下さい。
 暑苦しいです。』


彼女は壱夜と呼ばれる少年を引き剥がそうとした               
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