冷たい世界の温かい者達
落ちかけた由薇の手をギリギリ掴むものの、軽すぎる体に力を入れすぎて空回りして……深い川に落ちた。
とりあえず岩などに由薇が当たらないように抱きしめて、重力に従い落ちる所まで落ちた。
由薇は意識がないのか、目を瞑ったまま。
何とか上がろうとするけど、自分自身の意識も沈んでいって……
「(やべぇ……意、識が…)」
脳内ではダメだと言っているのに、そのまま暗闇に囲まれた。
ーーーー