はじめからおわりまで
「あはは。まあ、俺もそんな噂信じてなかったけど、今日ゆなちゃんに会って納得した」

ぽんぽん、と優しく私の頭に手を乗せる。

「ゆなちゃん、しばらく俺にかまってよ。もし飽きたり、うざくなったら言ってくれていいからさ」

さらりと、真顔で言ってのける彼は何者なんだろうか。
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