牙龍 私を助けた不良 下



いつも傍に居てくれるミライや、仕事をそっちのけに駆けつけてくれるような兄さんがいた。

いつも気にかけてくれる花さん、定期的に連絡をくれるひなたの兄、玲也さん。

私のよき理解者で大切な双子の妹の桃華。諦めずに私とコンタクトを取ろうとしてくれている彼女の恋人、戒希。

行き場のない苦しみから私を救い、強さを教え、家族と呼んでくれる姫蝶や狼姫をはじめとする仲間たち。

彼らに会うたび本音も言えなくなって、罪人なのだと自嘲することで、自分を守ろうとしていたのかもしれない。

本当は皆が心配してくれてるって、分かってて、見ないフリを、知らないフリをしたのかもしれない。

そんな私の中に、じわじわと入り込んできた木藤。

今は亡きひなたと同じような心を持つ、とても優しい人。大切な人。

──あぁ、そうだ。



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