血魂の彼女[短編]
forever?
「何…言ってんだ?」

「屋上からスパナ落としたのも私、

線路に突き落としたのも私、

死体を落としたのも私」

「そんなにバラされて

困ることなのか?」

「あの人たちはたまたま聞いた、

見たことじゃない、わざと知るように

漏らした、計画に決まってるじゃん」

宇海が笑い出す。

「何が目的なんだよ…!?」

「まだ分からない?

私が学校での身近な人、

誰か知ってる?」


まさか





俺…なのか?
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