血魂の彼女[短編]
フッと消える。

カーテンを少し開けて覗いてみるが

誰もいない。


「どうしたの?」

「宇海!?」

何故か俺の目の前に立っている宇海。

その手には俺の家の鍵。

「なんで…お前が…?」

「お母さん


何処に行ったか知らないの?」

あ、最近色々ありすぎて忘れてた、

仕事に行ったきり見ていない。

「何処に行ったんだよ…!」

電話を鳴らす。

俺の部屋の外で鳴る。

辿って出た先には

携帯…が髪の毛に巻きついて

顔から






下がない。赤い塊を作っている。


「人間って頑丈すぎて壊すの

大変なんだから」


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