復讐ストーカーゲーム1
 ――パフッ。え?


腕が大振りし、よろけそうになった。


「白豚! なんだよそのパンチ。へなちょこ過ぎるだろ! あははは!」


苺? 違うんだこれは、きっとアルコールのせいだ……こんなご主人様も好きだろう?


「お客様。問題を起こされては困ります。ルールを守れませんでしたね? 出入り禁止とさせて頂きます。でてけ、この白豚! つまみだせ!」


先程の店長が叫び、事務所から執事の格好をしたチンピラ風な男が2人、俺の胸倉と腕を掴み、エレベーターホールへと引き摺った。


筋肉が硬直し、冷や汗が流れる。


どんどん苺の笑顔が遠くなる。笑顔? な、なぜ笑っているんだ!
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