復讐ストーカーゲーム1
「お母さんに向かって、ババアは止めなさい。秋雄は家に、ちゃんとお金を入れているのよ? 貴方も見習ったら?」


「信介、正社員になれそうにないのか? 貯金も今からちゃんと貯めておかないと、年金なんて微々たる物なんだからな」


「分かってるよ!」


不細工なお袋と、ブ男の親父から生まれた母親似の俺。


顔がソックリ過ぎて、まるで自分を見ているようで嫌になる。


それだけで飯が不味くなり、御飯は茶碗でせいぜい5杯しか食えないのに、突然変異で生まれた秋雄と比べるなんて、以ての外だ。
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