復讐ストーカーゲーム1
「そうだ。それじゃあさ、母さんも楽したいだろ? 勿論父さんも。メイドさんを家で雇うのはどうだい?」


「メイド? 家には、そんな余裕はないわよ! 私がしっかりやっているじゃない」


「信介の結婚相手なら意味が分かるが、母さんがちゃんとやってくれているし、必要ないだろう」


やっぱり妻として迎えるべきか……。


フォークを肉に突き刺し、口へ放り込む。


嫁としてなら、この肉汁溢れるとんかつのように、噛めば噛むほど味がでるかもな?


「分かったよ父さん。嫁さんを連れてくるね! 楽しみに待ってて!」
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