復讐ストーカーゲーム1
「左側が新婦側ですよね。一番前まで行きましょう」


聞いているのか分からない母親に耳打ちした。バージンロードを歩く俺。将来の予行練習のように胸を張り歩いた。


一番前に辿り着き、母親から離れ、新郎側の右側二列目に座った。


通常ならここ二列目は、親族が座る場所なんだが、絵恋側には誰も腰を掛けていなかった。


白田家には親戚が誰もいないのか、それとも母親の激しい人見知りのせいなのかは分からなかった。


言えるのは、今回竹下家は白田家に合わせているってことだった。
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