復讐ストーカーゲーム1
「死んだって……行方不明でしょう? まだ分からないじゃないですか――」


「私には分かるの。なぜならそう望んだのは私だから」


ワインを一口つけ、また遠くを見つめている。


「……私があの世へ逝ったら――その時こそ、彼を取り戻せるかしら」


え、今なんて? どういう意味?


「信子さん。もうそんな考え止めて、未来を見ましょうよ。なんなら俺が、忘れられるまで一緒に居てあげますよ」


「貴方も一緒に、あの世に逝ってくれる?」


え! そういうんじゃなくって!


「夏代だけが、死ねば良かったのに……あのサイトにお願いした意味がないじゃない」
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